コントローラーマネージャーの指標は、コントローラー内部のパフォーマンスについての重要で正確な情報と、クラウドコントローラーの状態についての情報を提供します。
コントローラーマネージャーの指標は、コントローラー内部のパフォーマンスについての重要で正確な情報と、クラウドコントローラーの状態についての情報を提供します。 これらの指標にはgo_routineのカウントなどの一般的なGo言語ランタイムの指標と、etcdのリクエストレイテンシまたはCloudprovider(AWS、GCE、OpenStack)APIのレイテンシといったコントローラー固有の指標が含まれていて、クラスターの状態を測定するために利用できます。
Kubernetes 1.7からGCE、AWS、Vsphere、OpenStackのストレージ操作の詳細なCloudproviderの指標が利用可能になりました。 これらの指標は永続的ボリュームの操作状況を監視するために利用できます。
たとえば、GCEの場合にはこれらの指標は次のように呼び出されます。
cloudprovider_gce_api_request_duration_seconds { request = "instance_list"}
cloudprovider_gce_api_request_duration_seconds { request = "disk_insert"}
cloudprovider_gce_api_request_duration_seconds { request = "disk_delete"}
cloudprovider_gce_api_request_duration_seconds { request = "attach_disk"}
cloudprovider_gce_api_request_duration_seconds { request = "detach_disk"}
cloudprovider_gce_api_request_duration_seconds { request = "list_disk"}
クラスターではコントローラーマネージャーの指標はコントローラーマネージャーが実行されているホストのhttp://localhost:10252/metrics
から取得可能です。
この指標はprometheusフォーマットで出力され人間が読める形式になっています。
本番環境ではこれらの指標を定期的に収集し、なんらかの時系列データベースで使用できるようにprometheusやその他の指標のスクレイパーを構成することが推奨されます。
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